
グループBの最終節は、
決勝トーナメント進出をかけた緊張感あふれる2試合となりました。
首位突破を争うスイスとカナダの直接対決、
そして3位通過の可能性を残すために勝利が必要だった
ボスニア・ヘルツェゴビナとカタールの一戦。
試合終了の笛が鳴るまで順位が動く可能性がある中、
それぞれのチームが持てる力を出し切りました。
結果としてスイスが首位通過、
カナダが2位通過を決定。
そしてボスニアは勝ち点4を確保し、
「3位通過ランキング」に望みを託す形となっています。
ボスニア・ヘルツェゴビナ 3-1 カタール
崖っぷちのボスニアが意地を見せる
勝たなければ大会終了の可能性が高かったボスニアは、
立ち上がりから積極的な姿勢を見せました。
29分、左サイドを崩した流れから
ケリム・アライベゴビッチが豪快なミドルシュートを叩き込み先制。
さらに34分には鋭いクロスから相手のオウンゴールを誘発し、
一気に2点のリードを奪います。
エースのエディン・ジェコにも決定機がありましたが、
シュートは惜しくもポスト直撃。
それでも攻撃の主導権は完全にボスニアが握っていました。
観戦ポイント:前半終了間際は要注意
サッカーでは2点差をつけたチームが、
前半終了間際に少し気を緩めてしまうことがあります。
まさにその典型となったのが42分。
カタールは右サイドからのクロスを丁寧につなぎ、
最後はハッサン・アルハイドスが冷静に流し込んで1点差に迫ります。
勢いづいたカタールはその後もチャンスを作りますが、
ボスニアはGKを中心に耐え続けました。
そして80分、
ゴール前の混戦からエルミン・マヒッチが押し込み勝負あり。
3-1で勝利したボスニアは、
3位通過へ望みをつなぐ貴重な勝ち点3を手にしました。
得点者
ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 29分 ケリム・アライベゴビッチ
- 34分 オウンゴール
- 80分 エルミン・マヒッチ
カタール
- 42分 ハッサン・アルハイドス
スイス 2-1 カナダ
後半開始直後の一撃が勝負を分ける
勝った方が首位通過となる大一番。
前半は両チームとも慎重な立ち上がりながらも、
何度か決定機を作ります。
しかし両GKの好守もありスコアは動かず、
0-0でハーフタイムへ。
試合が大きく動いたのは後半開始直後でした。
46分、スイスは右サイドを一気に攻略すると、
最後はルーベン・バルガスが冷静に流し込み先制。
さらに57分には中盤でボールを奪った流れから、
ヨハン・マンザンビが追加点を決めて2-0とします。
観戦ポイント:縦に速い攻撃の威力
近年のサッカーでは、
ボールを奪った直後に最短距離でゴールを目指す攻撃が増えています。
スイスの2点目はまさにその典型でした。
中盤でボールを回収すると、
余計なパスを挟まず一気に前線へ。
日本代表でもよく見られる
「縦に速い攻撃」のお手本のようなゴールでした。
カナダも最後まで食い下がる
開催国カナダも意地を見せます。
76分、最終ラインからのロングパスを起点に攻撃を組み立て、
最後はプロミス・デイビットがダイレクトで合わせて1点差に。
終盤はロングスローやクロス攻撃でスイスゴールを脅かしましたが、
スイス守備陣が集中力を切らさず逃げ切りに成功しました。
得点者
スイス
- 46分 ルーベン・バルガス
- 57分 ヨハン・マンザンビ
カナダ
- 76分 プロミス・デイビット

グループB最終順位
| 順位 | チーム | 勝点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|
| 1 | スイス | 7 | +4 |
| 2 | カナダ | 4 | +5 |
| 3 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 4 | -1 |
| 4 | カタール | 1 | -8 |
グループBの結果まとめ
グループBはスイスが勝ち点7で首位通過を決定。
カナダも勝ち点4を積み上げ、
2位で決勝トーナメント進出を果たしました。
一方、ボスニア・ヘルツェゴビナも勝ち点4を確保したことで、
3位通過ランキングに希望を残しています。
得失点差はマイナス1ですが、
過去の大会傾向を考えると十分にチャンスがある数字です。
グループステージが終盤に入り、
各グループの3位争いもますます激しくなってきました。
果たしてボスニアはベスト32への切符をつかめるのか。
そして首位通過を決めたスイスと、
開催国の意地を見せたカナダはどこまで勝ち進めるのか。
決勝トーナメント開幕へ向けて、
ますます目が離せません。
出典・参考
- FIFAワールドカップ2026 公式試合結果




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