2026 FIFAワールドカップ準々決勝もいよいよ後半戦。
第2回では、
- ノルウェー vs イングランド
- アルゼンチン vs スイス
の2試合を振り返ります。
どちらも90分では決着がつかず、
延長戦までもつれ込む激闘となりました。
勝敗を分けたのは、最後まで走り切る体力と、
一瞬のチャンスを決め切る勝負強さでした。
ノルウェー 1-2 イングランド(延長)
ハーランド擁するノルウェーが先制
試合はノルウェーが積極的な入りを見せます。
右サイドからのクロスにハーランドが頭で合わせるなど、
イングランドゴールへ迫る場面を作ります。
そして36分。
左サイドから送られたクロスが、
のままゴールへ吸い込まれる形となり、ノルウェーが先制。
勢いそのままに試合の流れをつかみました。
イングランドも左サイドを起点に攻撃を組み立てると、
前半アディショナルタイム。
細かなパス交換から中央を崩し、
最後はジュード・ベリンガムが左足で流し込み同点。
試合を振り出しへ戻します。
VARと延長戦が勝敗を分けた
後半は両チームとも決定機を作ります。
終了間際にはケインがネットを揺らしますが、オフサイドの判定。
さらにノルウェーもCKからゴールを決めたかに思われましたが、
VARでキック前のファウルが確認され、得点は取り消しとなりました。
お互い譲らず延長戦へ。
すると93分。
イングランドのミドルシュートをGKが弾いたところへ、
誰よりも早く反応したベリンガム。
こぼれ球を押し込み、
この日2点目となる決勝ゴールを決めました。
最後まで集中力を切らさなかったイングランドが、
苦しい戦いを制してベスト4進出です。
💡Trend Noteワンポイント
この試合で印象的だったのは、「セカンドボールへの反応速度」です。
延長戦になると選手の運動量は大きく落ちます。
その中でもベリンガムは最後までゴール前へ走り込み、
こぼれ球を逃しませんでした。
こうした一歩の差が、世界大会では勝敗を左右します。

アルゼンチン 3-1 スイス(延長)
スイスが粘り強く王者候補を苦しめる
試合開始からアルゼンチンが攻勢に出ます。
10分、CKからマカリスターが頭でコースを変え、
幸先よく先制。
その後もアルゼンチンが主導権を握りますが、
スイスも粘り強い守備で追加点を許しません。
さらにカウンターではGKとの1対1になりかける場面を作るなど、
最後まで集中した戦いを見せます。
後半に入ってもスイスは積極的に攻め続けます。
67分には左サイドを崩し、
ンドイェがシュートを決めて同点。
試合は再び振り出しに戻りました。
数的優位を生かしたアルゼンチン
試合終盤、
スイスに大きなアクシデントが起こります。
シミュレーションによる2枚目のイエローカードで退場。
10人となったスイスは全員で守り抜こうとします。
アルゼンチンはメッシを中心に攻め込みますが、
90分では決着をつけられず延長戦へ。
延長戦ではアルゼンチンが数的優位を生かして押し込み続けます。
112分、メッシのシュートこそGKに阻まれましたが、
こぼれ球からつないだボールをジュリアン・アルバレスが豪快なミドルで勝ち越し。
さらに試合終了間際にはカウンターから
ラウタロ・マルティネスが追加点を奪い、勝負を決定づけました。
最後まで諦めなかったスイスでしたが、
王者候補アルゼンチンが地力を見せつける結果となりました。
💡Trend Noteワンポイント
スイスは退場者が出たあとも組織的な守備で耐え続けました。
しかし、10人で延長戦まで戦う負担は非常に大きく、
時間が進むにつれてスペースが広がります。
アルゼンチンはその隙を焦らず突き、
最後に勝負を決めました。
トーナメントでは「数的優位をどう生かすか」も重要な戦術の一つです。

ベスト4が出そろう
これで準決勝へ進む4チームが決定しました。
- フランス
- スペイン
- イングランド
- アルゼンチン
いずれも世界トップクラスの実力を持つ強豪国です。
準々決勝では4試合中2試合が延長戦となり、
ベスト8ともなると実力差はほとんどないことを改めて感じさせる結果となりました。
ここから先は、コンディションや選手層、
そして一瞬の判断がさらに重要になってきます。
💡今日のワンポイント
準々決勝では、
「流れをつかむ力」以上に試合終盤の勝負強さが光りました。
ベリンガムの2ゴール、
アルゼンチンの延長戦での連続得点。
どちらも最後まで諦めずにゴールを狙い続けたチームが勝利をつかんでいます。
ワールドカップは技術だけでなく、
90分を超えても戦い続ける精神力が世界一への条件なのかもしれません。





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