
2026 FIFAワールドカップ準々決勝が始まり、
世界の頂点を目指す8か国が激突しました。
第1回では、
フランス対モロッコ、スペイン対ベルギーの2試合を振り返ります。
どちらも実力国同士の対戦となりましたが、
最後に勝敗を分けたのは「決定力」と「勝負どころでの集中力」でした。
フランス 2-0 モロッコ
エムバペが流れを引き寄せる
試合開始から主導権を握ったのはフランスでした。
ボール保持率でも上回り、
ロッコ陣内で試合を進めます。
エムバペには何度もボールが集まり、
積極的にシュートを狙う姿勢が目立ちました。
CKからも何度かチャンスを作り、
モロッコゴールへ圧力をかけ続けます。
一方のモロッコは、自慢のカウンターを狙いますが、
フランスは攻撃時でも守備への切り替えが非常に速く、
人数をかけて対応。
なかなか決定機を作らせません。
22分にはようやくカウンターからチャンスを迎えますが、
人数不足でシュートまで持ち込めず、
その後の攻撃もフランス守備陣に封じられました。
さらに前半終盤には、
ハキミのボールロストからフランスが一気にカウンターを発動。
エムバペが抜け出してPKを獲得しましたが、
VAR確認のあとに蹴ったPKはGKが見事なセーブ。
モロッコは最大のピンチを切り抜けます。
後半も主導権はフランス
後半も試合の流れは変わりません。
モロッコは粘り強く守りながらカウンターを狙いますが、
フランスは落ち着いてボールを回し続けます。
すると60分。
左サイドでボールを受けたエムバペが、
一瞬相手DFが下がった隙を逃さず右足を一閃。
鋭いシュートがゴール右隅へ吸い込まれ、
待望の先制点を奪いました。
さらに66分には、
中央をドリブルで持ち上がったデンベレが豪快なシュートを決め追加点。
モロッコも終盤にFKやCKから反撃を試みましたが、
最後までフランスゴールを破ることはできませんでした。
💡Trend Noteワンポイント
この試合で印象的だったのは、
フランスの「攻撃時の守備」です。
攻め込んでいてもボールを失った瞬間に複数人が素早く戻り、
モロッコ最大の武器であるカウンターをほとんど発動させませんでした。
強豪国は「攻撃力」だけでなく、
「相手の武器を消す力」が非常に高いことを改めて感じさせる試合でした。
スペイン 2-1 ベルギー
お互いの持ち味がぶつかる好ゲーム
もう一つの準々決勝は、
スペインとベルギーの好カード。
試合開始からスペインが細かなパスワークでベルギーゴールへ迫ります。
右サイドからの折り返しをダイレクトシュート。
GKクルトワが一度は防ぎましたが、
こぼれ球を押し込んでスペインが先制しました。
さらにFKからもゴールを脅かし、
試合の流れをつかみます。
しかしベルギーも黙っていません。
右サイドから質の高いクロスを送り、
デ・ケテラーレがヘディングシュート。
試合を振り出しに戻します。
最後に笑ったのはスペイン
後半はベルギーも左サイドを中心に攻撃を仕掛け、
何度もゴールへ迫ります。
一方、スペインもミドルシュートなどでゴールを狙い続け、
互いに譲らない展開が続きました。
終盤にはベルギーGKクルトワが負傷交代するアクシデントも発生。
そして迎えた88分。
スペインがミドルシュートを放つと、
GKが弾いたボールへメリノが素早く反応。
押し込んで勝ち越しゴールを奪い、
そのまま試合終了。
スペインがベスト4進出を決めました。
💡Trend Noteワンポイント
スペインは最後まで自分たちのスタイルを崩しませんでした。
ボールを保持しながら焦れずに攻め続けたことで、
終盤の一瞬のチャンスを逃さず勝ち越しゴールにつなげました。
準々決勝のような接戦では、
「最後まで自分たちのサッカーを貫けるか」
が非常に重要になります。
ベスト4が見えてきた優勝争い
この日の2試合では、
どちらも優勝候補が順当に勝ち上がる結果となりました。
フランスはエムバペ、
スペインはメリノ。
エースや勝負強い選手が試合を決める場面が目立ち、
トーナメントらしい緊張感あふれる準々決勝となりました。
ベスト4ではさらにレベルの高い戦いが予想されます。
果たして決勝へ進むのはどの国なのか。
次回は、
- ノルウェー vs イングランド
- アルゼンチン vs スイス
の2試合をレビューします。
💡今日のワンポイント
準々決勝まで勝ち上がるチーム同士では、大きな実力差はほとんどありません。
そんな中で勝敗を分けるのは、
「エースが決めるべき場面で決め切る力」と、
「最後まで自分たちのスタイルを貫く強さ」です。
今回のフランスとスペインは、
その”勝者の条件”をしっかり示してくれました。






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