
アルジェリアとオーストリアは90分を過ぎても
ドラマが続く壮絶なシーソーゲームを展開。
一方、すでに突破を決めていたアルゼンチンは、
途中出場したリオネル・メッシがまたしても主役となり、
大会史に残る記録を打ち立てました。
熱戦となったグループJ第3節の2試合を振り返ります。
アルジェリア 3-3 オーストリア
マフレズ2発もラストプレーで追いつかれる!今大会屈指のシーソーゲーム
互いに決勝トーナメント進出を目指す両チームらしく、
序盤から積極的な攻撃を仕掛け合います。
先制したのはオーストリア。
28分、最終ラインからのロングボールに反応したマルコ・アルナウトヴィッチが抜け出し、
冷静なフィニッシュでゴールネットを揺らします。
追いかけるアルジェリアもチャンスを作り続けますが、
シュートはポストに嫌われるなどあと一歩届きません。
それでも前半終了間際の45分、
右サイドへのボールがコーナーフラッグに当たってピッチ内へ戻る幸運も味方につけると、
そのまま攻撃を継続。
最後はラフィク・ベルガリが押し込み、1-1で試合を折り返します。
💡観戦ポイント:プレーは笛が鳴るまで終わらない
コーナーフラッグやポストに当たったボールも、
アウトオブプレーにならない限り試合は続きます。
今回の同点ゴールも、「止まらずプレーを続けた選手」と
「一瞬止まった守備陣」の差が生まれた象徴的なシーンでした。
後半55分には、再びオーストリアが前へ出ます。
右サイドからのクロスをマルセル・ザビッツァーがダイレクトで合わせ、2-1。
しかし、わずか5分後の60分、
アルジェリアのエース、リヤド・マフレズが左サイドからのマイナスクロスを
冷静に決めて再び試合は振り出しになります。
そして迎えたアディショナルタイム。
90+3分、マフレズが裏へ抜け出し、
この日2ゴール目となる劇的な勝ち越し弾。
スタジアムはアルジェリア勝利ムード一色となります。
ところが試合は終わりません。
90+6分、オーストリアは左サイドからのクロスをヘディングでつなぎ、
最後は長身FWササ・カラジッチが押し込んで土壇場で同点。
まさに最後の最後まで目が離せない、3-3の名勝負となりました。
ヨルダン 1-3 アルゼンチン
メッシが途中出場で歴史を更新!王者が3連勝で首位通過
2連勝で突破を決めていたアルゼンチンでしたが、
最後まで気を緩めることはありませんでした。
19分、ジョバンニ・ロ・チェルソが直接FKを鮮やかに沈めて先制。
さらに31分にはVAR判定で得たPKをラウタロ・マルティネスが確実に決め、
前半だけで2点のリードを奪います。
ヨルダンも55分、ムサ・アルタマリが中央へ走り込み1点を返し、
試合は再び緊張感を増します。
💡観戦ポイント:途中出場でも流れを変える世界最高峰の存在感
後半途中、この日最大の歓声がスタジアムを包みます。
ベンチスタートだったリオネル・メッシが投入されると、
スタジアム全体の空気が一変。
最初のFKは惜しくも外れましたが、
80分に迎えた2度目のFK。
左足から放たれた美しい軌道のシュートは壁を越え、
そのままゴール右隅へ。
この一撃でメッシはW杯7試合連続ゴールという歴史的な記録を樹立しました。
途中出場ながら試合を決定づける仕事を果たすあたりは、
まさに世界最高峰の選手らしい存在感でした。
アルゼンチンは3-1で快勝し、
グループステージ3連勝を達成しました。

【総評】アルゼンチンが3連勝で首位通過!オーストリアが2位で決勝トーナメントへ
グループJ最終順位は以下の通りです。
- 🥇アルゼンチン(勝ち点9)=3連勝で首位通過
- 🥈オーストリア(勝ち点4・得失点差0)=2位通過
- 🥉アルジェリア(勝ち点4・得失点差-2)=3位通過で決勝トーナメント進出
- 4位 ヨルダン(勝ち点0)=グループステージ敗退
アルゼンチンは3戦全勝で危なげなく首位通過。
2位争いは最後までもつれましたが、
オーストリアが土壇場で勝ち点1をもぎ取り、
決勝トーナメント進出を決めました。
アルジェリアもマフレズの2ゴールなど最後まで粘りを見せましたが、あと一歩及ばず。
グループJは、メッシの歴史的ゴールと
90分を超えても決着がつかない劇的な打ち合いという、
W杯らしいドラマが詰まった最終節となりました。
出典・参考
- FIFAワールドカップ2026 公式試合結果






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