
W杯2026グループG最終節は、
ゴールラッシュと息詰まる心理戦、
両方の魅力が詰まった90分となりました。
ベルギーは圧倒的な攻撃力を発揮し、
ニュージーランドを5-1で撃破。
一方、エジプトとイランの一戦は、
VARやクロスバーなど最後まで勝敗の行方が分からない熱戦となりました。
グループ突破を懸けた2試合を振り返ります。
エジプト 1-1 イラン
VARとクロスバーが明暗を分けた90分 エジプトが勝ち点1を守り切る
決勝トーナメント進出を目指すエジプトと、
勝利が必要なイランによる運命の直接対決。
試合開始わずか5分、エジプトが幸先よく先制します。
右サイドから鋭いクロスが送られると、
ゴール前でつないだボールをマフムード・サベルが押し込み、
エジプトがリードを奪いました。
しかしイランもすぐに反撃します。
14分、左サイドを崩して放たれたシュートはGKに阻まれますが、
そのこぼれ球にラミン・レザエイアンが素早く反応し同点ゴール。
前半のうちに試合を振り出しへ戻します。
その後は両チームとも攻守が激しく入れ替わる展開となり、
お互いに決定機を作りながらもGKの好セーブが続きます。
💡観戦ポイント
VARが試合の流れを変える
後半終了間際、
イランはFKの流れからネットを揺らし、
逆転ゴールかと思われました。
しかしVARによる確認の結果、
オフサイドとなり得点は取り消し。
さらにアディショナルタイムには、
右サイドからのクロスに合わせたヘディングシュートがクロスバーを直撃。
あと数センチで勝利を逃したイランにとっては、
非常に悔しい幕切れとなりました。
サッカーではVAR判定やポスト・バー直撃など、
紙一重のプレーが試合の流れを大きく左右します。
こうした”あと一歩”にも注目すると、
試合観戦がさらに面白くなります。

ニュージーランド 1-5 ベルギー
トロサール2発!黄金世代が攻撃力を見せつける
すでに突破へ大きく前進していたベルギーは、
最後まで攻撃の手を緩めませんでした。
序盤からデ・ブライネを中心に何度も決定機を演出。
PK判定がVARで取り消される場面もありましたが、
28分に均衡を破ります。
CKから生まれた混戦で、
レアンドロ・トロサールが押し込み先制。
後半50分にも、スルーパスから生まれたこぼれ球を再びトロサールが押し込み、
この日2ゴール目を決めます。
66分にはケヴィン・デ・ブライネが豪快なミドルシュートで追加点。
84分、ニュージーランドもCKからイライジャ・ジャストが意地のゴールを奪いますが、
ベルギーはすぐに反撃。
86分にはロメル・ルカク、
さらに90+4分にはアレクシス・サレマーカーズがゴールを決め、
5-1で試合を締めくくりました。
💡観戦ポイント
強豪国が見せる「試合を終わらせる力」
ベルギーが印象的だったのは、
リードしたあとも攻撃の精度が落ちなかったことです。
相手が前掛かりになると、その裏のスペースを確実に攻略。
- デ・ブライネのラストパス
- トロサールのポジショニング
- ルカクの決定力
それぞれの役割が明確で、
チーム全体として非常に完成度の高い攻撃を披露しました。
「リードを守る」のではなく、
「追加点で試合を終わらせる」。
これも世界トップレベルの強豪国が持つ大きな武器です。
【総評】ベルギーが首位通過!エジプトも2位でベスト32へ
グループG最終順位は以下のとおりとなりました。
1位:ベルギー(勝ち点5)
→ 首位で決勝トーナメント進出
2位:エジプト(勝ち点5)
→ 2位で決勝トーナメント進出
3位:イラン(勝ち点3)
→ 3位通過で決勝トーナメント進出の可能性
4位:ニュージーランド(勝ち点1)
→ グループステージ敗退
ベルギーは最終節で5ゴールを奪い、
攻撃陣が完全復調。
トロサール、デ・ブライネ、ルカクらタレント陣が揃って結果を残し、
決勝トーナメントへ向けて弾みをつけました。
一方、エジプトはイランとの激戦を引き分けで終え、
貴重な勝ち点1を獲得。
最後まで粘り強く戦い抜き、
ベスト32進出を決めています。
惜しくもイランは勝利目前まで迫りながらVARやクロスバーに泣き、
あと一歩及びませんでした。
グループGは、攻撃力だけでなく勝負強さや試合運びの巧さも印象に残る、
見応え十分のグループとなりました。
出典・参考
- FIFAワールドカップ2026 公式試合結果






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