
2026 FIFAワールドカップ・ラウンド32は、
決勝トーナメントらしい緊迫した戦いが続いています。
この日はドイツ対パラグアイ、
オランダ対モロッコの2試合が行われ、
どちらも90分では決着がつかず延長戦へ。
そして最後はPK戦までもつれ込む大熱戦となりました。
最後まで勝敗の行方が分からなかった2試合を、
Trend Note独自の視点も交えながら振り返ります。
ドイツ 1(PK3-4)1 パラグアイ
得点者
ドイツ
- 54分 カイ・ハフェルツ
パラグアイ
- 42分 フリオ・エンシソ
試合レビュー
試合はパラグアイがセットプレーから流れを引き寄せます。
コーナーキック(CK)のこぼれ球を回収すると、
右サイドから素早く崩し、
最後は低いクロスにフリオ・エンシソが頭で合わせて先制。
決勝トーナメントらしく、
少ないチャンスを確実にものにしました。
ドイツも前半終了間際に何度か決定機を迎えますが、
パラグアイの集中した守備を崩し切れず、1点ビハインドで前半を終えます。
後半54分、ドイツは左サイド深い位置からのクロスに
カイ・ハフェルツが頭で合わせて同点。
ここからはドイツが主導権を握り、何度もゴールへ迫ります。
左サイドからのクロスに再びヘディングで合わせる場面では、
パラグアイGKがファインセーブ。
試合はそのまま延長戦へ突入しました。
延長戦でもドイツは勢いを維持します。
CKからヘディングシュートがネットを揺らし、
ついに勝ち越しかと思われましたが、
VARの結果ファールの判定となりノーゴール。
その後も惜しいチャンスを決め切れず、勝負はPK戦へ。
PK戦ではドイツGKが一度はスーパーセーブを見せるものの、
その直後のキッカーが決め切れず流れを引き寄せられません。
最後はパラグアイが冷静に決め切り、P
K戦4-3でベスト16進出を決めました。
🔍 今日の勝負の分かれ目
延長戦でVARにより取り消されたドイツのゴールでした。
歓喜から一転して得点が取り消されると、スタジアムの空気も選手の心理も大きく変化します。
一方のパラグアイは「まだ戦える」という勢いを取り戻し、最後まで集中力を切らしませんでした。
💡 Trend Noteワンポイント
VARは判定だけでなく「試合の流れ」も変える
VARは正しい判定を下すための仕組みですが、
選手やスタジアムの雰囲気にも大きな影響を与えます。
一度ゴールを喜んだあとに取り消されると、
攻撃側は精神的なダメージを受けやすく、
守備側は「助かった」という安心感から再び勢いを取り戻すことがあります。
判定そのものだけでなく、
その後のプレーや試合の流れにも注目すると、
サッカー観戦がさらに面白くなります。
オランダ 1(PK2-3)1 モロッコ
得点者
オランダ
- 72分 コディ・ガクポ
モロッコ
- 90+1分 イッサ・ディオプ
試合レビュー
試合は序盤から両GKが存在感を発揮します。
モロッコはCKからのヘディング、
さらにこぼれ球からのシュートで立て続けにチャンスを作りますが、
オランダGKが好セーブ。
一方のオランダもゴール前までボールを運び決定機を迎えますが、
こちらもモロッコGKが立ちはだかります。
後半に入るとモロッコはスルーパスから決定機を作るものの、
シュートはポストを直撃。
すると72分、
オランダが最終ラインからのロングボールを起点にチャンスを作り、
最後はコディ・ガクポが押し込んで先制します。
このままオランダが逃げ切るかと思われましたが、
モロッコは最後まで諦めません。
後半アディショナルタイム、
左サイドからのクロスにイッサ・ディオプが頭で合わせ、
劇的な同点ゴール。
延長戦ではモロッコが決定機を迎えるも、
再びオランダGKがビッグセーブ。
勝負はPK戦へともつれ込みます。
PK戦では互いに失敗が続く緊迫した展開となりますが、
最後はモロッコが冷静に決め切り、
PK戦3-2でベスト16進出を決めました。
🔍 今日の勝負の分かれ目
後半アディショナルタイムの同点ゴールでした。
あの一撃で試合の勢いは一気にモロッコへ。
PK戦でも、その勢いを最後まで維持したことが勝利につながりました。
💡 Trend Noteワンポイント
「1点差」は最後まで安心できない
サッカーでは1点リードが最も難しい展開と言われることがあります。
勝っているチームは守り切りたい。
負けているチームはすべてを懸けて攻め続ける。
そのため試合終盤ほど流れが大きく変わりやすく、
今回のモロッコのように最後の最後で追いつくケースも珍しくありません。
だからこそ、試合終了の笛が鳴るまで目が離せないのです。
⭐今回の記事全体を通したTrend Noteワンポイント
今回は最後にもう一つ加えたいです。
「PK戦は運だけではない」
PK戦は「運」と言われることがありますが、
その前の120分でどれだけ体力や精神力を使ったかも大きく影響します。
集中力、GKとの駆け引き、スタジアムの雰囲気。
PK戦は最後の”運試し”ではなく、
120分の積み重ねの先にある勝負です。

まとめ
この日のラウンド32は、
2試合ともPK戦にもつれ込む激闘となりました。
ドイツはVARで流れを失い、
オランダは終了間際の失点で勢いを手放しました。
一方、パラグアイとモロッコは苦しい時間帯を耐え抜き、
最後まで集中力を切らさず勝利をつかみました。
決勝トーナメントでは、技術や戦術だけでなく、
「試合の流れ」をどう味方につけるかも勝敗を左右します。
だからこそ、ゴールだけではなく、
その前後のプレーや選手の表情、
チーム全体の勢いにも注目すると、
サッカー観戦はさらに面白くなります。
💡 今日のワンポイント
決勝トーナメントでは「流れ」が勝敗を左右することがあります。
VARによる判定、終了間際の同点ゴール、PK戦前の空気感──。
サッカーは技術だけでなく、試合の流れや心理戦も大きな見どころです。
その変化に気付けるようになると、90分がもっと面白く感じられるはずです。




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